オレはひとりで美喰倶楽部

美しく暴飲暴食。 昨日の嫌いは今日の好き。逆も然り。

〔長野県〕

いつかは47都道府県を食べ飲み制覇したいと思いつつ行動範囲のせまい、ワタクシ的・食の記録。主にワインと日本酒とカレー。

上高地でトマトつながり♪@レストラン小梨

大王わさび農場から移動また移動を重ね正午過ぎに上高地へ到着。

ここは標高1,500メートルにある国の文化財(特別名勝・特別天然記念物)に指定されている山岳景勝地。

時々晴れ間は見えるけど天気は曇り。


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「大正池」


大正池のバス停から砂利道に出たこの地点がボクらの散策のスタート地点。

ここから約90分をかけて河童橋に着く予定。


いきなり飛び込んできた風景は目の前に広がる活火山・焼岳(標高2,455メートル)と大正池。

上高地の公式サイトでは「鏡面のような美しい水面に、雄大な穂高の姿を映す大正池。立ち枯れの木々が幻想的なようすは、上高地を代表する風景のひとつとして多くのメディアに登場します。」という説明があったけど、う〜む。

時期なのか、天気なのか、あるいはその両方かも知れないけど思い描いていた景色とは全然違ったのは確か。


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これがイメージ写真(笑)


さて、この大正池。

1915年の6月6日に突然出来た池らしい。

焼岳の大噴火が原因で噴出した多量の泥流により、先に流れる梓川がせき止められた結果の池ということから大正池の名称。


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ここ上高地はツキノワグマの生息地。

お猿もいてるらしい。


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池には人馴れした鴨がエサを求めて寄ってきた。

事前に注意書きや放送で再三、生物にエサを与えるな、植物を持って帰るなといったアナウンスがなされてるのに、身勝手にエサを与えては記念写真を撮る馬鹿なオバハンたちがいたりで雰囲気ぶちこわし&うんざり。


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大正池から右手正面には穂高連峰(標高3,190メートル)が天候のせいで見えない・・・。


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見たかったイメージはこれw


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1907年に大爆発したという焼岳。

そのときの形跡が今も見て取れた。


大正池を左手にして歩を進めて行くと、林の中へ道が続く。


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林間を進んでいくと熊目撃情報が。

つい一週間前の同じ時間帯だというからかなりリアルな話。

実際、子グマとはいえ目撃情報が掲げられてると少し警戒心を抱いたりもするなぁ。


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「田代池」


林を抜けると湿原地帯が広がり、左右に道が分かれ右に行くと美しい田代池の風景が。

今日は昨夜の雨のせいで梓川のコースが通行止めになっていたのでここからしばらくは再び林間コース。

更に進んで行くと田代橋という橋の地点で両コースの合流地点。


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「ウェストン碑」


田代橋から、梓川の右岸か左岸どちらでも通り抜けが可能やったけど、左岸は延々と林が続くとのことだったので右岸のホテルが建ち並ぶエリアを通過することにした。

そして途中にあったのがウェストン碑。

日本アルプスの魅力を1896年に世界に知らしめた功労者として、その栄誉を称えたレリーフがここに設置されていた。


さらに終点目指して川沿いの道を進んでいくと、子猿をおんぶして歩く母猿の姿が。

いや、よく見ると木の上や川にも数匹のお猿たちが人目も気にせずにうろうろしていた。

事前のガイドの話では「わたしも2度ほど見かけたことがある」ってレベルやったけど、あれれ?


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「河童橋」


そして上高地のメイン、河童橋に到着。

スタートからここまでが徒歩75分程度。

さすがにこの周辺は人だらけ。

見知らぬ観光客から写真撮影を頼まれたのも二組。

そういやこの旅中、何度写真をお願いされたか。


ところでこの河童橋。

芥川龍之介が小説「河童」でこの河童橋を題材にしているらしいけど、ずいぶん昔に読んだので記憶にないなぁ。


さて、目的地に着いたせいもありさすがに腹が減った。

何か食べようとあたりを見渡すも、人だらけで飲食店もかなりの混雑。


それでもなんとか入ったのが『レストラン小梨』というお店。

セルフサービスの軽食店といった感じやけど。


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「トマトカレー」(900 円)


ほとんどのお客さんが「上高地コロッケ」を食べてる中、ボクはやっぱりカレーライス。

信州産のさわやかなトマトの酸味とカレーの辛さが絶妙。やみつきになる旨さです。

という説明書きやったけど、たいそうな(笑)

ともかく腹は満たされた。


あとはシャトルバスまで小一時間あるのでバスターミナル前の売店で時間つぶし。


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売店でアルコール飲料が売ってたのでたまらず手を出す。

アサヒビールからレッドアイが発売されてるのは知らんかった。

そういやトマトカレーのあとにレッドアイとはやってしもたなぁ。

好奇心で飲んでみたけどそない旨いとは思わんかった。


さてこれから大阪に帰ります。

空気が美味しかった信州。

さらば上高地・・・。



レストラン小梨
長野県松本市安曇上高地

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黒澤映画『夢』の舞台とわさびビール♪@大王わさび農場

旅行3日目。

今日は上高地へGo!


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やや雲が多いものの、初めて晴れたなぁ。

やっぱり山には青空が似合う。


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移動中の美しい景色に気分も爽快♪


まず朝一に向かったのは、10時開場の『大王わさび農場』

1917年に開場したというこのわさび農場は東京ドーム11個分の敷地面積だとか。

北アルプスから湧き出る水を利用した日本最大規模のわさび園。

わさび田に引かれる湧水はなんと一日12万トン!


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もう一つの見どころはここ。

黒澤明監督の映画『夢』のロケ地となった水車の風景。

映画の中の話「水車のある小屋」で登場するのがこの場所。

ほんま絵になる風景やったなぁ。


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わさび田の様子。

めっちゃ綺麗な湧き水が常に流れていて、見てるだけで涼しい感じがするねんなぁ。

わさびは直射日光に弱いため、夏の時期は寒冷紗で覆っているのだとか。

そしてわさびには品種もいくつかあって、ここでは長野23号、真妻、正緑といった品種を主に扱っているらしい。


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ところで喉が渇いたなぁと売店をうろうろ。

そしたらわさびビールを発見!


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ノーマルビールと両方注文♪

が、しかし・・・。

あまりわさびの味がわからないw

確かに生のわさびがしっかり入ってるし、色も緑色。

底のほうまで飲まないとあまり味がわからんかったなぁ、残念。


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でっかいわさびを土産に買って帰ろうと思ったらなかなかのお値段だったので断念・・・。

まあ味見が出来たのでそれで我慢しよう。

めっちゃ美味しかったのは間違いない。


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おろし生わさびも売ってたけど、1本1,000円。

本物のわさびはやはりええ値段でした。


そんな感じで時間の都合であまり長居出来んかったけど、ここは楽しい観光スポットやったなぁ♪



大王わさび農場
長野県安曇野市穂高1692
TEL 0263-82-2118
年中無休


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日本一の滝と地元のワインと♪@白馬サンバレーホテル

いよいよ立山黒部アルペンルートとのお別れが近づいてきた。

都市部にに住んでいるとなかなか味わえない自然のすごさや大きさに感動しつつ、美女平駅へ向かう。


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景色を眺めながら、のらりくらりとシャトルバスで山を下る。


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途中、標高1,280メートルに位置する滝見台から日本一の落差を誇る称名滝を眺める。

ここだけは不思議と晴天だった。


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これがその称名滝。

称名滝は、滝の落差が350メートルで、日本の滝百選に選定されているそうだ。

自然ってすごいなぁ。


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美女平駅到着。

ここからはケーブルカーで立山駅へ移動。

ほんま移動ばっかりやなぁ。


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そして立山駅からバスに乗ってホテルへ長距離移動。

北陸自動車道を糸魚川市経由して帰るルート。


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結構な距離なので、アルコールを買い込んで眠るとするか(笑)

揚げあられビーバー。

関西では馴染みがないけど、北陸では有名らしい。

こいつをあてにチューハイを飲んでしばし睡眠。


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糸魚川近く、一気に日本海が広がる。

なんとここは新潟県を通過。

糸魚川市は新潟県の最西端で富山県との県境。

ともかく、これがボクの初新潟上陸(通過しただけ)。


そしてホテルに到着したのは夕方。

腹も減ってきたなぁというタイミングで夕食の時間。


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昨日と同じく献立表。


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今日の信州そば付き。

まあこんなもんでしょう。

ところで今日は日本酒はパス。


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㈱井筒ワイン「白馬 八方尾根ワイン」


信州のワイナリーで作られた白ワインをボトル注文。

井筒ワイン製造、地元白馬の地酒専門店『かじくら』オリジナルワインだそう。


井筒ワイナリーは昭和8年、信州・桔梗ヶ原の地にワイン醸造メーカーとして創業というからかなりの歴史。

ブドウ品種は、セイヴヴィラール種と竜眼種というものを使ってるらしいけどあまり詳しくないので分からない。

飲み口はやや甘めでさっぱりしていてなかなか美味しいと思う。


気がつけばあっという間に2本のボトルを空け、さらに3本目を部屋に持ち込んで飲む計画~♪

 

白馬サンバレーホテル
長野県北安曇郡白馬村大字神城26030
TEL 0261-75-3948


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天竜峡を散策した後の宿メシ♪@白馬サンバレーホテル

山都飯田で昼食を取ったあとは天竜峡を散策。

ここは、長野-愛知-静岡から太平洋へ流れる天竜川が切り開いた絶壁が続く渓谷。


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散策ルートの入り口付近。

紫陽花が咲いていた。


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龍角峯を望む。

この「龍角峯」と呼ばれる岩は高さ70m余の一枚岩で出来ている。

天竜川の深淵に住む龍が天に昇ったときに出来た龍の化身」と伝えられいるそうだ。


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いたるところにヤマユリが自生してた。


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昇龍泉。名勝・天龍峡の名水。

開運・・・龍のごとし
延命・・・仙人のごとし
若返り・・・美人のごとし



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つつじ橋付近。


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2年ほど前までは両脇のネットが無かったというから恐ろしい・・・。


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でも、橋の上から眺める穏やかな天竜川の景色は絶景。


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下を見たらあかんってわかってるのに見たくなる。

めちゃ怖いw


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橋を超え、坂を登っていくとまたすごい景色。

小一時間、ここで過ごしたあとあとは宿に向かって再び移動。


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それで着いた宿泊先のホテルはここ。

ホテルというよりは、スキー客用のロッヂやね。

まあ、オフシーズンなりの楽しみ方があると思う。


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それで宿に着くなり夕食。

献立表が置いてあった。


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そんなに大した料理ではないけど、料金を考えると悪くはないか。

どっちにしても信州長野はお酒の旨い土地。

酒を飲むにはなかなか楽しいあてやと思うし。


gourmet_14g

ホテルでも日本酒の会のようなイベントを時々開催しているらしく、なかなかの種類が置いてあった。


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その中からボクが注文したのは明鏡止水(大澤酒造)の純米吟醸。

素敵なグラスは、1合入りで600円前後なので良心的。

旅の疲れに心地良く酔えて最高。

山の中、空気も澄んでいるせいかお酒がますます旨い感じがした。


明鏡止水を2杯飲んだあと、翠露(舞姫酒造)の純米を飲んですっかりヘベレケ。

部屋に戻り、あっという間に夢の中へ・・・。
 


白馬サンバレーホテル
長野県北安曇郡白馬村大字神城26030
TEL 0261-75-3948


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ドライブインでカレーライス♪@山都飯田

今日から3日間、立山黒部アルペンルートと上高地への旅行。


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途中、トイレ休憩しつつ飛騨牛ののぼりが見えてきだし・・・。

朝7時に集合だったのでバスの中ではうとうとしながらも気がつけば信州。

そうこうしているうちに到着したのがドライブインも兼ねている山都飯田という水引の博物館。

全国の水引の生産の約70%が長野県飯田市の飯田水引というから圧倒的なシェアやなぁ。


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「カレーライス」


博物館に隣接しているお土産屋さんとともにちょっとした食堂があったのでそこでカレーライスを注文。

長野県産コシヒカリを使用!ってアピールに気押されたのは嘘やけど。

待つこと10分くらい、ようやく出てきたカレーは業務用風味w


カレーに飛びついてしまったけど、冷静にメニューを見渡せばここは信州、蕎麦が有名やったというオチ。

どうりでまわりはみんな蕎麦を食ってるわけやわ。



水引の郷 山都飯田
長野県飯田市三日市場3891-1
TEL 0265-25-8822


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