ついにこの日を迎えました。


牛の生レバー(肝臓)を食品衛生法で禁じるかどうかを検討する厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の分科会は12日、「生で安全に食べるための有効な対策が見いだせていない」として、7月1日から飲食店での生レバーの提供を禁止することを正式に決定した。

食品衛生法に規格基準を設定し、違反した飲食店には自治体が行政指導を行う。悪質な場合は「2年以下の懲役か200万円以下の罰金」を科すことができる。ただし、殺菌など安全に食べるための対策が見つかれば解除を検討する。

規格基準は、(1)牛の肝臓を生食用として販売してはならない(2)牛の肝臓を使用して食品を製造、加工または調理する場合は、中心部を63度で30分間加熱するか、同等以上の殺菌効果のある加熱殺菌が必要-とされている。

厚労省は昨年4月に発生した焼き肉チェーン店の集団食中毒を受け、ユッケなど生食用牛肉の提供基準を厳格化し、牛の生レバーの規制も検討を始めた。牛の肝臓内部から重い食中毒を起こす腸管出血性大腸菌O157が見つかり、食品安全委員会は今年4月、提供禁止は妥当との見解をまとめていた。

2012年6月12日産経ニュースより。
 

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最後の「生レバー」


最後はかなりお世話になった難波中の『かどや』で食べました♪

土曜の昼間は7割くらいの客の入りっていうのが普段の様子やけど、今日は雨が降りしきる中、めっちゃ混んでました。

どうやら、他のお客も生レバー目当てなんかなって思ったり。

それで、今日は生レバーを食べるためだけに立ち寄ったのでまさしく「ひとりで美喰倶楽部」状態^^

14時20分頃にお店に行き、ギリギリ一席あいたのでカウンター席に座り生レバーがあるのか尋ねるとまだあるってことだったので注文♪

それで、最後の晩餐よろしく生レバーを食べるのを名残り惜しみながら写真を撮ったりして眺めてはビールを飲むこと10分。

店内に響く声、「生レバー売り切れました!」

ボクがお店に入ってすぐ、団体客や2人組などがお店の外で待ってたけど、売り切れと聞いた瞬間去って行きましたw

あちこちでがっくり来てるおっさんたちや、子連れで入ってきて生レバーが売り切れたことを知らされて「せっかく息子に食わせようって思ってきたのに、ないんかいな。。。」って、いっても仕方がないのにぼやくおっさんなど、人間模様がかなりおもろい最終日でしたw

中には持ち帰りしてる客もおったもんなぁ。。。

こういうのが適当な管理状態で持ち帰って食べて食中毒、とかなるんちゃうの?なんて思ったり。


そんな、またひとつ食文化が消滅する瞬間に立ち会った時間でした。



豚足のかどや
大阪市浪速区難波中1-4-15
TEL 06-6631-7956
12:00-22:30
定休日 火曜日

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