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今夜は予てから予約していた松屋町のイタリアン『il Centrino』さんへ。

ほどよい緊張感でいただく料理が楽しみ。


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本日の料理の内容。


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イギリス「ベリーズ・ユナイテッド・キングダム・キュヴェ グラン・クリュ ブリュットマイィ」
Berry Bros. and Rudd. / Berrys' United Kingdom Cuvee Grand Cru Brut Mailly


まずはシャンパーニュから。

イギリスの最古のワイン商、ベリーブラザース&ラッドの取り扱うピノ・ノワール75%、シャルドネ25%のグラン・クリュ。


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「赤貝 トマト モッツアレラ ディル」


一品目。
 
モッツアレラのピュレの上に、さっと炙った赤貝とトマトのジュレ。

アクセントにディルが効果的でとても旨い。


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イタリア「ロッカ・ディ・モンテグロッシ ロザート 2017
Rocca di Montegrossi / Rosato 2017


トスカーナの辛口ロゼ。

サンジョヴェーゼ100%。


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「カツオ 焼きなす タップナード」


二品目はカツオ。


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戻りカツオが旨い時期。

脂が乗っていて素晴らし。


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焼きなすをペースト状にしたもの。

和食で食べ慣れているカツオも新鮮な感覚で味わえる。
 

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温められたパンが登場。


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イタリア「ポイエル・エ・サンドリ ソーヴィニヨン・ブラン 2017
Pojer & Sandri / Sauvignon Blanc 2017


イタリア、トレンティーノのワイン。

大好きなソーヴィニヨン。


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「キス きゅうり レモン」


こちらはキスのフリット。

薬味となるのがきゅうりおろしとレモンの泡ソース。

爽やかな青さと酸っぱさがキスとよく合う。


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フランス「マルク・テンペ ピノ・ブラン ツェレンベルグ 2016
Marc Tempe / Pinor Blanc Zellenberg 2016


続いてのワインは、アルザスのピノ・ブラン。

アルザスのナチュールらしい味わい。


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「馬肉 クレソン いちじく」


馬肉とイチジクの組み合わせ。

想像もできなかった。

クレソン、チーズと合わさりなんと旨いんだろう。

 
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ギリシャ「ティミオプロス ナウサ ジューヌ・ヴィーニュ・ド・クシノマヴロ 2017」
Domaine Thymiopoulos / Naoussa Jeunes Vignes de Xinomavro 2017


ギリシャ自然派ワインが登場。

クシノマヴロというブドウ品種。


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「トロフィエ イカ墨 タコ トマト 松の実」


トロフィエはイタリアのリグーリア州のショートパスタ。

イカ墨を練り込んだトロフィエとポルポ・アッフォガート(タコの溺れ煮)がソースとなった一品。


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スロヴェニア「クメティエ・シュテッカー ヤンコット 2017
Kmetija Stekar / Jankot 2017


スロヴェニアのオレンジワイン。

ラディコンを思わせる味。

18日間マセラシオン、アカシアの大樽で11ヶ月という熟成期間。

そして無濾過。


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「コテキーノ 手長海老 根セロリ マイクロアニス


イタリアンサラミの一種、コテキーノと手長海老の組み合わせ。

根セロリのソースとマイクロアニスのふわっとした香りが面白い。


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ニュージーランド「リッポン ガメイ 2016」
Rippon / Gamey 2016


ニュージーランド南端、セントラル・オタゴのワイン。

この地でガメイを作っているとは知らなかった。


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「タヤリン 鱧 松茸」


いよいよふくれもの。

なんとも贅沢なタヤリン。

たまりませぬ。

 
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イタリア「ロアーニャ ランゲ・ロッソ 2013」
Roagna / Langhe Rosso 2013


ピエモンテ、ネッビオーロ100%。

バローロやネッビオーロは樹齢50年以上のブドウを使うのに対し、このワインは20年以下を使用。

金額が桁違いに変わるけど、十分にその雰囲気を感じ取れる。


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「リゾット ウサギ ジロル茸 ポルチーニ茸 卵黄」


リゾットにはウサギが。

そしてキノコの風味が最高。

濃厚な卵黄がからまり、なんて贅沢なリゾットだろう。


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イタリア「カステッロ・ディ・フォンテルートリ キャンティ・クラシコ 2013」
Mazzei / 
Castello di Fonterutoli Chianti Classico 2013


本日最後のワインは、キャンティ・クラシコ。

サンジョヴェーゼ主体の辛口で締める。


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「鴨 カチョカヴァッロ さつまいも」


鴨とカチョカヴァッロ、さつまいもの組み合わせがサンジョヴェーゼと好相性。


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イタリア「フォルテト・デッラ・ルーヤ グラッパ
Forteto della Luja / Grappa


食後酒にグラッパを。

適度に酔っているはずなのに43度のグラッパを流し込むとなぜかシャキッとする気がした。

 
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「洋梨 チーズケーキ 紅茶」


そしてデザートがよく合う。


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最後に焼き菓子を。
 
4時間ほどの食事タイムはひとつの物語でもあった。

考えながら、感じながらいただく起承転結のドラマの余韻に浸りながら今夜は眠ろう。

 

il Centrino イル・チェントリーノ
大阪市中央区瓦屋町1-2-2
TEL 06-6762-5901
11:30-15:00(L.O. 13:00)※土日月祝のみ
18:00-23:00(L.O. 21:00)
定休日 日曜日、不定休あり


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